喉を労わる

2016年12月21日 水曜日

本日より連休。世間が連休に入る手前に休んどけということだろう。元々は、ZAZEN BOYSのライブのための休みだったが、予定を映画に変更。『ファンタスティック・ビースト』を見る。わたしはハリポタのドラマの部分よりも、魔法が実在する世界観が好きなので、正直に言えばキャラクターには愛着がない(しかし、シリウスやベラトリックスは好きなキャラクターだ)。今作では単純に新たな魔法の世界を見られたので、十分に楽しめた。魔法生物の造形もおもしろい。
映画を見るまえ、サバの味噌煮が食べたかったので、お気に入りの定食屋に寄ったのだが、偶然、職場の奥様に会った。安くて、美味くて、ボリュームに定評のある定食屋にはもっとも不似合いな知り合いとの邂逅だった。

2016年12月22日 木曜日

朝、起床と同時に「シネパレスはメンズデーなのでは!」と、気づく。気づいたので、渋谷に出向いた。目的は『アズミ・ハルコは行方不明』。十代後半、二十代前半、アラサー(「二十代後半」と書かないのは自身に対するトゲだ。女の子の映画だが、男にも刺さる)のために描かれた女性の映画だった。年齢的にしんどいところも多く、なおかつ、男への復讐が題材のひとつだが、個人的には物語の後味が爽やかに感じたことが印象的だった。

2016年12月24日 土曜日

好きなひとに会う。
これまでと、今後の話など。

2016年12月28日 水曜日

年の瀬の恒例、家族とのお出かけ。今年は上野動物園だった。年内の最後の営業日だったからか、動物たちのサービスが過剰だった。パンダはハンモックで遊び、ゴリラはドラミング、シロクマは水中を回遊。「中身が人間の着ぐるみなのでは?」とおもうほどには我々の求めていることがご承知の動物たちなのだった。
夕飯は鶏肉の料理のお店だったのだが、コース料理に鶏肉を用いた料理は少なかった。なぜ。炊き込みごはんは鯛で、すき焼きは牛肉だった。なぜ。すき焼きに割下が注がれずに焼かれる事件が起こり、危うく、すき焼きが焼肉に変わり果てるところだった。おもしろかった。
家族に「よいお年を」と言うのはエモい。
年末年始は実家で過ごしたいですね。

2016年12月31日 土曜日

30日で仕事納め。今年もお疲れさまでした。
本日は誕生日だが、実家に帰るには日にちが短く、こういう日(誕生日というよりも、大晦日を)を一人暮らしの小部屋で過ごすのは虚しさを感じる。まさか、大晦日に映画館に足を運ぶとはおもわなかった。今年の映画の締めは『ローグ・ワン』。切なかった。年末なのに湿っぽい気持ちに。よいですね。
夜は、近所の友人らと過ごす。お酒を飲んで、ケーキもいただいて、紅白歌合戦を見た。思い返せば、こういう年末はひさしぶりで、さらに言えば、友だちと誕生日を過ごすのは初めてだった(CDJなどのイベントは例外)。23:58に年越し蕎麦をすすり、無事に新年。遠方の友人ともLINEの通話で新年の挨拶と杯を交わす。文明の利器には感謝ばかりだ。
今年の目標は表題のとおり。
来年も楽しみましょう。

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2016年の備忘録【映画編】

音楽編に引き続き、今年の備忘録を。
今回は順位を決めました。
さいごは次点の作品も。

【10位】葛城事件 (2016)

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二度と見ないかも。ただ、衝撃は凄まじかった。登場人物のほとんどがサイコパスに見えたが、振り返れば、どの人物にも感情移入できるところが浮き上がり、それが複雑だった。

【9位】オーバーフェンス (2016)

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こんなにエキセントリックな蒼井優は新鮮だった(良し悪しはともかく)。個人的にはキャスティングで勝った映画だとおもうのだが、それを感じた決め手はオダギリジョーの視線に言及するシーン。あの目つきをできるのはオダギリジョーだけだ。

【8位】日本で一番悪い奴ら (2016)

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初っ端の綾野剛の顔で笑っちゃう。前作の『凶悪』は後味も最悪な映画だったが、今作はコメディだった。もちろん、実録犯罪モノなので、笑えないところもある。ただ、コミカルに仕上がってるからか、個人的には楽しめる部類の映画だった。

【7位】海よりもまだ深く (2016)

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情けない男の物語なので、男の情けないところに溢れた映画だった(そのままの感想)。うだつの上がらなさを自身に重ねたり、親孝行を考えたり、今後の人生をおもったり。阿部寛樹木希林の親子関係も最高でしたね。

【6位】ディストラクション・ベイビーズ (2016)

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ノンストップのバイオレンス。女の子に大人気の菅田くんも今作では最悪な男ですが、そんな彼もありなのでしょうか。柳楽優弥の存在感はすごいなあ。台詞が少なくても、強烈なインパクトを残す、演技と容姿と、その風格。予告編に「恐るべき怪演」と出るが、それがぴったりのコピーだ。

【5位】この世界の片隅に (2016)

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見聞きでしか戦争を知らない世代は、無意識にあの時代を「戦争」を中心に捉えているとおもうのですよね。戦時中にも「日常」はある。そんな当たり前のことがすっぽりと抜け落ちている。少なくとも、わたしはそうだった。今作で描かれる日常は、現代のわたしの暮らしとも地続きに感じられる普遍的なものだった。素晴らしかったなあ。

【4位】永い言い訳 (2016)

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今作に関しては感想の言語化ができません。4位なのに。西川美和は過去の作品でも人間の白とも黒とも言えないところを描いてるからか(それは結果的にものすごく人間らしいのだが)、読後感に正解がないというか。わかりますか。わかりませんよね。
今作の西川さんはやさしいなとおもった、なんとなく。ただ、感情をガッと揺さぶるような台詞と映像は「ああ、やっぱり西川美和だ」という感じ。「妻が死んだ。これっぽっちも泣けなかった。そこから愛しはじめた。」このコピーにガツンとやられたのですが、愛の対象は自身以外の人間に向けられたものなのかなあと、そんなこともおもった。

【3位】怒り (2016)

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人生にもどかしさを感じたとき、自身に怒りにも似た感情を抱くことはありませんか。どうしたらいいのかわからないとか、後悔とか。『怒り』はそういうもどかしさに満ちた映画だった。その感情を「怒り」と呼ぶのかはわからないのですが。
エンドロールが終わったあとの疲労感が、いかに作品にのめり込んだかを物語るなあと。『オーバーフェンス』の感想にも書いたが、今作もキャスティングの勝利だった。それは役者がハマってるというよりも「このキャストなら見ないとな」とおもわせるキャストというか。個人的には沖縄編が号泣でした。

【2位】シン・ゴジラ (2016)

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大盛り上がりでしたね、最高だった。
怪獣映画なのか、ディザスタームービーなのか、ゴジラ映画なのか。すべてが当てはまり、どれも当てはまらないような、異物感のある作品。周囲の(ゴジラに対する)感想は「怖い」というものが多かったが、その理由はゴジラの怖さなのか。それとも押し流された家々からも想像が容易いあの災害が思いだすからなのか。
個人的には本気の怪獣映画の復活がうれしかった。

【1位】ヒメアノ〜ル (2016)

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予告がずるいですよね、すでに。
笑って、怯えて、切ない映画だった。暴力描写は凄惨だが、物語を包み込む雰囲気は物悲しい。結末は原作とは異なるらしいので、そこは意見が分かれるのでしょうね(わたしは未読)。濱田岳の素晴らしさはもちろんだが、今作に関しては森田剛サイコパスっぷり。その凄まじさが圧倒的だった。

【次点】聲の形 (2016)

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ここからは次点など。
丁寧で、アニメらしい表現に溢れた作品。

【次点】ノック・ノック (2016)

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「男はバカで、女はクソ」という感想を抱いた。

【次点】ロブスター (2016)

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素晴らしかったなあ。
奇妙なストーリーだが、ツボにハマった。

【次点】クリーピー 偽りの隣人 (2016)

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香川照之の名言が飛び出しまくり。
竹内結子の演技もよかったですね。

【次点】アズミ・ハルコは行方不明 (2016)

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女性の物語だが、年齢的にはぴったりの作品だった。
アラサーの男女におすすめ。

以上です。邦画ばっかりでした。
来年も映画を楽しみます。