近ごろのよかったこと(2017.7.2)

JBL Everest 100

ついに、Bluetoothデビュー。iPhoneを買い換える予定はないけれど、iPhoneのイヤホンジャックが復活するともおもえず、先行投資的な意味も込めて購入。以前から、Bluetoothのスピーカーが買いたかったのだけど(Bang & Olufsenの小型のスピーカーに興味あり)、わたしの部屋では大音量は無理なので、結局はイヤホンに落ち着いた。

無線に憧れた理由は自宅で映画を観るときに線が煩わしかったから。だいたいは画面の前にいるのだから、線が有ろうが無かろうが変わらないだろうとおもうのだけど、使い心地は格段にストレスフリー。懸念だった遅延などもなかった。よかった。

音質の満足度はそれぞれだからわからない。個人的には満足だった。これよりも安めのやつをいくつか試したけれど、それは微妙だったのでこれに決まった。触覚が生えてるけれど、邪魔なら外せる。

20センチュリー・ウーマン

監督は、マイク・ミルズ
シングルマザーのドロシアは、思春期の息子・ジェイミーの教育に悩み、ルームシェアで暮らす写真家・アビーと、ジェイミーの幼馴染・ジュリーに助けを求める。「複雑な時代を生きるのはむずかしい。彼を助けてやって」と。

映画や音楽、アート全般は基本的には人生に不必要だ。ただ、圧倒的に必要なものだともおもう。それらの尊さを描いてる映画だと感じた。思春期のころに、あんなに感性の豊かな女性たちから音楽や映画を教わったら、今後の人生に大きな影響を及ぼすだろうなあ。自伝的な物語らしいし、マイク・ミルズが羨ましい!

環ROY『なぎ』

フリースタイルダンジョンには興味も関心もゼロだけど、ヒップホップを少しずつ聴くようになった。音源を買ったのは初めて。ヒップホップ界からも浮いてるっぽいから、うかつにヒップホップを聴いてるとは言えないけれど、聴かないひとの入り口にはもってこいのアーティストかも。トラックも洒落てるし、映画の劇伴も手がけてるし、今度の公演もダンサーとの共演だし、活動の幅が広い。ライブも見たいな。

他にも収録曲のMVがいくつかアップされてるっぽい。
興味が湧いた方はそちらもぜひ。

 

近ごろのよかったこと(2017.6.4)

ふと、思い立ち、近ごろのよかったことを残そうとおもった。出来事でも、モノでも、なんでもいい。「よい!」と感じたものを書き記す。ツイッターなどのSNSを眺めてると、たくさんの「いいな〜」とおもうものが溢れてて、むしろ多すぎて、情報が追いつかない。なので、備忘録的な意味もあって、ここに残そうとおもう。いつもの思いつきなので、いつまで続くかはわからないけれど。

『メッセージ』 

ガツンと衝撃を受けた作品だった。
監督は、ドゥニ・ヴィルヌーヴ。主演は、エイミー・アダムス

主人公のルイーズは言語学者。物語は彼女が娘を看取るシーンから始まる。
ある日、ルイーズが大学での講義中、世界各地に謎の宇宙船が現れたというニュースが流れる。各国が宇宙船の飛来の目的を探り、言語学者のルイーズにも任務が与えられた。それは2体の宇宙人〈ヘプタポッド〉とコミュニケーションを試みて、彼らの目的を聞き出すこと。試行錯誤を重ねつつも、順調に彼らとの会話が成り立つようになるルイーズだったが、それと同時に娘と過ごした日々のフラッシュバックも頻度が増した。
そして、ルイーズはついに彼らの目的を知る。
ヘプタポッドはこう伝えた。「人類に武器を与える」と。  

余韻が凄まじくて、観たあとも思考が止まらなかった。ドーパミンやエンドルフィンがドバドバ。非常に情報量が多くて、映画に込められたメッセージとか、物語の構成とか、凄みとか。考えることが、つぎからつぎへと。「ヘプタポッドには、過去・未来・現在の概念がない」というところで、わたしはつまずきました。アタマがカタイ。

物語は静かなトーンで描かれるので、宇宙船や宇宙人の映画が苦手なひとにも薦められるかも。船内での重力が切り替わる描写もかっこいい。宇宙船のデザインが話題だったけれど、実際に物語に触れると、あれらは明らかに人類の外側のものだと感じられるので不思議だった。一種の荘厳さとでも言うのかな。これはSFの持ち味だなとおもう。それは彼らの扱う言語も同じで、もちろん、映画のために生み出された言語だけど、説得力が伴ってるからすごい。

『メッセージ』は全世界を巻き込んだ物語だけど、劇中での出来事はわたしたちの生活にも置き換えられるとおもう。世界で起こってるイザコザは、規模は小さくてもわたしたちの生活の圏内でも起こってる。ルイーズとヘプタポッドのコミュニケーションを通して、人間と人間のコミュニケーションを問いただされる物語だった。